高知でオフショアジギングを続けていると、一度は名前を聞くような場所があります。その一つが、足摺沖の六ノ瀬です。
大型カンパチ、キハダ、根魚。何が掛かるか分からない。そして掛かれば、普段なかなか出会えないサイズの魚かもしれない。
私にとって六ノ瀬は、そんな「夢のあるフィールド」です。
以前このブログでは、実際に六ノ瀬へ釣行し、キハダ2本と大型マハタを釣った一日を釣行記として紹介しました。そちらの記事では、出船からキハダのヒット、マハタとのファイト、釣果まで、当日の出来事を中心に書いています。
今回の記事は、その釣行記の焼き直しではありません。
実際に六ノ瀬へ行く前、私が最初に気にしたこと。船長へ確認したこと。150〜200m級の深場で実際にジグを落として感じたこと。キハダの反応が出た時と、カンパチや根魚を狙う時に変えたこと。そして、大物が掛かる可能性のある場所だからこそ、次回はもっと意識しておきたい準備。
そういった「釣行の前後で分かったこと」を中心にまとめます。
私は六ノ瀬へ何十回も通っているわけではありません。経験が豊富な人間として攻略法を断言できる立場でもありません。
だからこそ、この記事では分からないことを分かったようには書きません。
一度実際に挑戦したアングラーとして、「これは準備しておいて良かった」「ここは船長に聞いておいた方がいい」「次はこう備えたい」と感じたことを、そのまま残しておきます。
これから六ノ瀬へ挑戦してみたい方にとって、出船前の準備を考える一つの材料になれば嬉しいです。
- まず確認したのは「何グラムのジグが必要か」
- 船長から聞いた「600gでも底を取りにくい」という六ノ瀬
- 水深150〜200m級。私の記憶では170m前後を釣る場面が多かった
- 一番「深い」と感じたのは、実はジグの回収だった
- キハダの反応が出たら、底まで落とさない
- フォール主体で誘っていたが、キハダが食ったのは上げの動き
- キハダ反応がなければ、底のカンパチ・根魚へ切り替える
- 魚種を確定するより先に「根を切る」ことを考えた
- 根から少し離せたところで、ドラグを少し緩めた
- 六ノ瀬では船長のアナウンスを「聞いた方がいい」ではなく「聞く」
- 大型キハダの情報があるなら、ジグ重量だけでなくタックルも確認したい
- 「大物に備えよ!」六ノ瀬へ行く前の自分に言いたいこと
- 一番後悔したくないのは「ノット抜け」
- 「六ノ瀬だから何もかも特別」ではなかった
- 「大物が来るかもしれない」という緊張感
- 次に六ノ瀬へ行くなら、新しくなった2つのタックルを試したい
- 大型魚を狙うなら「釣った後」まで準備しておく
- 一度行ったからこそ、まだ分からないことも見えてきた
- まとめ|準備を整えたら、夢のあるフィールドへ
まず確認したのは「何グラムのジグが必要か」
六ノ瀬への釣行が決まった時、私が最初に気になったのはジグの重さでした。
普段より水深があることは分かっていましたし、深場で潮が効けば、軽いジグでは釣りにならない可能性もあります。
ただ、「六ノ瀬だから何g」と自分だけで決めることはしませんでした。
まず船長と話をして、どのくらいの重さまで用意した方がいいか確認しました。その結果、今回私は450gまでのジグを準備していきました。
この準備はしておいて良かったと思っています。
実際、この日にキハダとマハタを釣った時に使っていたのは、シーフロアコントロールのSレジェンド400gでした。
400gという数字だけを見るとかなり重く感じるかもしれません。しかし、水深150〜200m級を狙う状況では、重いジグを使うこと自体よりも、その日の潮に合った重さでしっかり釣りができることの方が重要です。
私の場合は450gまで用意したことで、少なくとも「もっと重いジグを持ってくれば良かった」と困ることはありませんでした。
ただし、ここで「六ノ瀬は450gまであれば大丈夫」とは言えません。
むしろ、今回の経験から強く思ったのは逆です。
六ノ瀬へ行くなら、必要なジグ重量はその都度、船長へ確認した方がいい。
これが私の答えです。
船長から聞いた「600gでも底を取りにくい」という六ノ瀬
今回の釣行では、潮がどうしようもないほど速いとは感じませんでした。
必要な重さのジグを使えていたこともあり、私自身は着底を普通に把握できています。
ところが、普段から仲良くしてもらっている船長と六ノ瀬について話していると、もっと厳しい条件の日もあるそうです。
船長から聞いた話では、潮の状況によっては600gのジグを使っても底を取りにくいことがあるとのこと。
600gでも、です。
これは私自身が経験した状況ではありません。あくまで船長から聞いた話です。
それでも、実際に六ノ瀬へ船を出している船長からそんな話を聞くと、同じ海域でも条件による差がかなり大きいことが分かります。
今回400gで普通に底が取れたから、次も同じとは限らない。
450gまで持って行って困らなかったから、誰でも450gまであれば十分とも限らない。
逆に、船長が600gの話をしたからといって、毎回600gを準備して使うという意味でもありません。
大事なのは「最大何gを持っているか」を競うことではなく、その日の条件で釣りを成立させるために何が必要なのかを事前に確認することです。
初めて六ノ瀬へ行くなら、予約や釣行前の連絡の時に、
「ジグは何gくらいまで準備した方がいいですか?」
と聞いておく。
これだけでも準備はかなりしやすくなると思います。
六ノ瀬に限らず遊漁船では船長への事前確認が大切ですが、深場と潮の影響を受ける釣りだからこそ、ジグ重量については特に確認しておきたいところです。
水深150〜200m級。私の記憶では170m前後を釣る場面が多かった
以前の釣行記では、この日のポイントを水深150〜200mと書いています。
改めて当日の感覚を思い返すと、私の記憶では170m前後を釣っていた場面が多く、場所によっては200m級の深場もありました。
このくらいの水深になると、普段より深い場所で釣っていることは当然感じます。
ただ、少なくともこの日の私は、
「深すぎて何をやっているのか分からない」
という状態ではありませんでした。
底は普通に取れました。
400g前後のジグを使い、着底を確認して、そこから誘う。
底を狙う場面では、普段のジギングと同じように「着底から釣りを始める」ことができています。
そのため、私が六ノ瀬へ行って最初に感じたのは、「全く別の釣りをしている」というより、「いつものジギングより深い場所をやっている」という感覚でした。
もちろん、これは今回の条件での話です。
船長から聞いた600gでも底を取りにくいような状況なら、印象は全く違うかもしれません。
一度の釣行だけで六ノ瀬全体を語れない理由も、そこにあります。
一番「深い」と感じたのは、実はジグの回収だった
では、水深170m前後を釣っていて何が一番しんどかったか。
私の場合は、迷わず回収です(笑)。
魚が掛かっていれば、もちろんファイトになります。
でも魚が掛からず、ポイント移動などで船長から回収の合図が出れば、海底付近まで落としていた400g前後のジグを一気に回収しなければなりません。
170m。
場所によっては200m級。
そこから重いジグだけをひたすら巻き上げます。
これを何度も繰り返すと、「やっぱり深いな」と一番実感するのが回収でした。
私は普段から筋トレをしていることもあって、この日は一日を通して普通に釣りを続けられました。
だからといって、「六ノ瀬のディープジギングは体力的に楽」と言うつもりはありません。
体力には個人差があります。
ロッドやリール、ジグの重量によっても負担は変わります。
ただ、初めて深場へ行く人が準備を考えるなら、「重いジグをしゃくれるか」だけではなく、「深いところから何度も回収する釣りになる」という点も頭に入れておくと、実際の釣りをイメージしやすいと思います。
キハダの反応が出たら、底まで落とさない
そんな深場ならではの体力勝負がある一方で、六ノ瀬の面白さの一つは、底だけを釣るわけではないことでした。
この日はキハダの反応が出る場面があり、船長から反応が出ているレンジを教えてもらいました。
以前の釣行記にも書いた通り、実際には50m付近に反応があるというアナウンスに対し、私は約70mまでジグを入れてから誘っています。
ここで重要なのは、「キハダを狙っているのに一度底まで落としてから巻き上げた」のではないということです。
水深が170m前後あるとしても、魚の反応が50m付近なら、わざわざ海底まで落とす必要はありません。
船長が教えてくれた反応の位置を基準に、その少し下へジグを入れて、反応のあるレンジへ向かって誘っていきました。
ただし、50mの反応なら必ず70mまで落とす、という決まりではありません。
この時も潮が効いていました。
ラインは完全に真下へ伸びるわけではなく、潮に押されます。ジグも流されます。
その分を考えて、表示されている水深やラインの出方を見ながら少し余分に入れる。
私がやっていたのはその程度です。
「潮が○ノットなら何m余分に出す」といった正確な計算をしていたわけではありません。
感覚としては、本当に「大体」です。
海の状況を見ながら、船長のアナウンスを基準に微調整する。
数字を固定して覚えるより、こちらの方が実際の釣りに近いと思います。
フォール主体で誘っていたが、キハダが食ったのは上げの動き
キハダらしい反応が出ていた時、私がやっていたのはスロー系の誘いでした。
フォールを主体にしてジグを見せるイメージです。
ロッドを使ってジグを動かし、フォールさせる。
また持ち上げ、落とす。
ところが実際にキハダがヒットしたのは、フォールしている最中ではありませんでした。
ロッドを立てるようにジグを上げている時、
「ガガガッ」
という感じで魚が触りました。
フォール主体で誘っているからといって、魚がフォールでしか食わないわけではない。
これは当たり前のことかもしれませんが、実際に自分で経験すると印象に残ります。
何を意識して誘っているかと、魚が実際に口を使った瞬間は別です。
このキハダのヒットからファイト、ランディングまでの流れについては、以前の六ノ瀬釣行記で詳しく書いています。
今回の記事ではファイトをもう一度長く書くのではなく、「反応をどう狙ったか」という部分だけを残しておきます。
キハダ反応がなければ、底のカンパチ・根魚へ切り替える
中層にキハダの反応がなければ、今度は底を狙う場面があります。
この時も、判断の基準になったのは船長のアナウンスでした。
「ここはカンパチや根魚のポイントだよ」
そう教えてもらえば、私は底までジグを落とします。
着底したら、最初は底からハンドル5回転くらいをハイピッチで誘う。
そこでジグを追わせるイメージを作り、その後はスローのフォール主体へ切り替える。
この日の大型マハタは、その流れで食いました。
ハイピッチでジグを追わせてからフォールへ変更。
確か2回目くらいのフォールだったと思います。
落ちていたラインが止まりました。
フォールでラインが止まる。
ジギングをしていて、この当たり方は本当に気持ちがいい。
私の中では「最高の当たり方」です。
ただ、ここでも「底から5回転が六ノ瀬の正解」と言いたいわけではありません。
5回転というのは、その時に私がやっていたおおよその動きです。
魚の反応やポイント、潮、その日の状況で変わるものです。
この記事で伝えたいのは、固定された回数ではなく、
「キハダの反応を狙う時と、底のカンパチ・根魚を狙う時で、狙うレンジも誘い方も切り替えていた」
という実際の判断です。
魚種を確定するより先に「根を切る」ことを考えた
マハタが掛かった直後は、かなり重たい引きでした。
その重さから「根魚っぽい」とは感じました。
ただし、その時点でマハタだと分かっていたわけではありません。
カンパチの可能性もあります。
別の魚かもしれません。
そこで私が優先したのは、魚種を当てることではありませんでした。
根の近くで掛けた。
なら、できるだけ早く根から離す。
これです。
根魚なら当然、根へ戻ろうとする可能性があります。
カンパチだったとしても、根の近くで掛ければ潜られる可能性があります。
何が掛かっているか分からなくても、根が近い場所なら、最初に主導権を取って根を切る必要がある。
そう考えて、私は指も使ってドラグを止めながら巻きました。
少しラインは出されましたが、問題なく魚を浮かせることができました。
以前の釣行記では、この場面を「すぐに根魚だと感じた」と書いています。
それ自体は当時の感覚として間違っていません。
ただ、より正確に自分の判断を言葉にするなら、
「重たい引きから根魚らしさは感じていた。しかし魚種を確定していたわけではなく、根の近くで掛けた以上、まず根を切ることを優先した」
ということになります。
この違いは、自分の釣りを振り返る上でも大事だと思っています。
根から少し離せたところで、ドラグを少し緩めた
魚を掛けた直後は、できるだけ根から離したい。
だから最初は強めに対応しました。
でも、ずっと同じように強引に巻き続けたわけではありません。
魚を少し浮かせて根から距離を取れたと感じたところで、ドラグをほんの少し緩めました。
最初は根を切る。
根から離せたら、少し余裕を持たせる。
私の場合は、そういう流れでした。
ドラグ設定についても、「最初は何kg、浮いたら何kg」という数字で管理していたわけではありません。
その時の魚の引き、ラインの出方、魚がいる位置を見ながら調整しています。
大型魚とのやり取りでは、最初から最後まで一つの設定だけで押し通すのではなく、魚と自分の位置関係を考えることも大切だと感じました。
この日のファイトを一つ取っても、釣果写真だけでは残らない判断がいくつもあります。
今回の記事で書きたかったのは、まさにこういう部分です。
六ノ瀬では船長のアナウンスを「聞いた方がいい」ではなく「聞く」
今回の話には何度も船長が登場します。
ジグの重さを事前に相談した。
キハダの反応が出ているレンジを教えてもらった。
カンパチや根魚のポイントだと教えてもらった。
実際に六ノ瀬で釣ってみて、改めて船長のアナウンスは最重要ポイントだと思いました。
私の感覚では、
「聞いた方がいい」
ではありません。
「聞かないとダメ」
です。
船長は魚探や船の位置を見ながら、その時に必要な情報を伝えてくれます。
水深が変わる。
反応が出る。
狙うレンジが変わる。
ポイントが変わる。
回収になる。
乗合船では、そのアナウンスを聞いているのは自分だけではありません。
周りのアングラーも同じ船で釣っています。
自分だけ指示と違うレンジまで必要以上にラインを出したり、回収のタイミングを無視したりすれば、オマツリなどのトラブルにつながる可能性もあります。
だから船長のアナウンスを聞くことは、「魚を釣るための情報収集」だけではありません。
船の上でみんなが安全に釣りをするためにも必要です。
特に初めての海域では、自分の経験だけで判断しようとしない。
分からないことは聞く。
アナウンスがあれば、それを基準に釣る。
これは六ノ瀬へもう一度行く時にも変えない部分です。
大型キハダの情報があるなら、ジグ重量だけでなくタックルも確認したい
今回の六ノ瀬釣行で私が使ったのは、普段から使っていたPE3号タックルでした。
特別に六ノ瀬専用のタックルを用意して行ったわけではありません。
実際、そのPE3号タックルでキハダを釣ることができました。
ただ、ここから「六ノ瀬のキハダはPE3号で十分」と結論づけることはできません。
私はまだ、50kgを超えるような大型キハダを掛けた経験がありません。
そこは未知数です。
私の経験や認識では、キハダはカンパチや大型根魚のように、掛かった直後から根へ突っ込むことをまず警戒する魚とは少し違います。
そのため、走りをある程度コントロールできれば対応できる可能性はあると考えています。
でも、実際に自分が大型を掛けたことがない以上、「PE3号で獲れる」と断言するつもりはありません。
だから現在は、PE4号タックルも持って行くようにしています。
もし釣行前に、
「50kgを超えるようなキハダが回っている」
といった情報が入っているなら、ジグの重さだけでなく、タックルについても船長へ聞いておいた方がいいと思います。
状況によってはPE4号が必要になるかもしれない。
リーダーも20号以上を考える。
私ならそう準備します。
ただし、これも「六ノ瀬は必ずPE4号・リーダー20号以上」という意味ではありません。
どんなサイズの魚が出ているのか。
船ではどんな狙い方をするのか。
船長はどのくらいのタックルを推奨しているのか。
その時の情報を聞いて準備することが大切です。
「大物に備えよ!」六ノ瀬へ行く前の自分に言いたいこと
ジグ重量もタックルも、突き詰めれば結局同じ結論に行き着きます。六ノ瀬へ行く前の自分に一言だけ伝えられるなら、何と言うか。
私の答えは、
「大物に備えよ!」
です。
私は普段の釣行でも、準備はちゃんとしているつもりです。
ラインやリーダーを確認する。
ノットを組む。
ショックリーダーの素材・号数・長さを決める考え方は、「ジギングのショックリーダー選び」で詳しくまとめています。
フックやジグを準備する。
必要なタックルを持って行く。
釣りへ行く以上、普段からやっていることです。
六ノ瀬だから急に全部を特別仕様にする、という意味ではありません。
普段の準備に、
「ここでは本当に大きな魚が掛かるかもしれない」
という想定を一つ加える。
私が言う「大物に備える」は、そういう意味です。
いつもの準備をして終わりではなく、その日の情報を確認する。
大型キハダがいるならタックルを考える。
深場の潮が速そうならジグ重量を確認する。
大きなカンパチが掛かった時に、弱い部分が残っていないかを見る。
せっかく夢のある海域へ行くなら、掛かった後に「準備しておけば良かった」と思う部分はできるだけ減らしておきたいです。
一番後悔したくないのは「ノット抜け」
大物への備えの中で、私が特に確実にしておきたいのがノットです。
魚とのファイトには、自分ではどうしようもないこともあります。
魚が想像以上に大きいかもしれない。
根へ入られるかもしれない。
フック周りで何かが起きるかもしれない。
海の中は見えないので、すべてを自分でコントロールできるわけではありません。
でも、自分が組んだノットは違います。
そこは出船前に自分で確認できます。
もし自分の記録を更新するような魚が掛かって、最後にノットが抜けて終わったら。
私は絶対に後悔すると思います。
「あの時ちゃんと組み直しておけば良かった」
そう思う負け方だけは、できるだけ避けたい。
だから、
「ノット抜けだけは絶対後悔するから、そこだけは確実に」
これが今の私の考えです。
特別なことではありません。
でも、大物の可能性があるフィールドへ行くほど、こういう基本的な部分を雑にしないことが大切だと思っています。
「六ノ瀬だから何もかも特別」ではなかった
実際に六ノ瀬へ行く前は、普段のジギングとはかなり違う世界を想像していました。
大型魚の実績がある。
水深が深い。
重いジグを使う。
そう聞けば、どうしても特別な場所というイメージが強くなります。
実際、六ノ瀬は私にとって特別なフィールドです。
ただ、釣りそのものについては、今回の一日だけを振り返ると「何もかも別物」という感覚ではありませんでした。
潮も極端に速くなかった。
底も普通に取れた。
底を狙うなら着底させて誘う。
中層にキハダの反応があれば、そのレンジを狙う。
普段やっているジギングの延長線上にありました。
違ったのは、水深が深いこと。
そして、もう一つ。
気持ちです。
「大物が来るかもしれない」という緊張感
六ノ瀬でジグを落としていると、
「ここならデカいのが来るかもしれない」
という気持ちがありました。
次のフォールで大型カンパチが食うかもしれない。
中層でキハダが食うかもしれない。
底から大型根魚が出るかもしれない。
もちろん、六ノ瀬へ行けば必ず大物が釣れるわけではありません。
魚が釣れない日もあるでしょう。
狙った魚が出ないこともあるはずです。
でも「可能性がある」と思いながら一回一回ジグを落とせる。
その緊張感は、普段より強く感じました。
怖さではありません。
ワクワクする方の緊張感です。
私は六ノ瀬の魅力を一言で表すなら、やっぱり「夢のある海域」だと思います。
魚種もサイズも、次に何が来るか分からない。
その一発を期待して釣りができること自体が、この場所の大きな魅力です。
次に六ノ瀬へ行くなら、新しくなった2つのタックルを試したい
次に六ノ瀬へ行く楽しみは、魚だけではありません。
新しいタックルも試したいです(笑)。
前回の六ノ瀬で使っていたPE3号タックルは、その後ロッドを新調しました。
そしてPE4号タックルは、リールを新調しています。
つまり、どちらも実際の海で使ってみたい。
PE3号の新しいロッドが深場でどんな感触になるのか。
PE4号の新しいリールを使って、重いジグや大型魚にどう対応できるのか。
スペックを見ただけでは分からない部分があります。
私はタックルについても、実際に使ってから判断したいと思っています。
本命は、もちろんデカいカンパチ。
六ノ瀬へ行くなら、やっぱり大型カンパチを釣りたいです。
でも大型キハダも釣りたい。
そして、最終的には、
魚が釣りたい(笑)。
新しいタックルを持って行って、一日何も掛からなければ魚とのやり取りは試せません。
まず魚を掛ける。
その上で、新しくなったタックルがどう感じるのか確かめたいです。
大型魚を狙うなら「釣った後」まで準備しておく
大物への備えというと、どうしてもロッド、リール、ライン、リーダー、フック、ノットといった「掛けて獲るための準備」に目が向きます。
でも、本当に大型魚が釣れたら、その後があります。
魚を適切に処理する。
冷やす。
そして持ち帰る。
魚が大きくなれば、普段の魚と同じようにはいかないこともあります。
クーラーへそのまま入らないサイズかもしれません。
どうやって鮮度を保つのか。
どうやって家まで持ち帰るのか。
出船前にはタックルのことばかり考えがちですが、「もし本当に大物が釣れたらどうするか」まで想像しておいた方が安心です。
私自身、釣りは魚を掛けて終わりではありません。
持ち帰り、家族と食べるところまで含めて楽しんでいます。
だから六ノ瀬のように大型魚の可能性がある場所へ行くなら、
「大物を掛ける準備」
だけでなく、
「大物が釣れた後の準備」
もセットで考えておきたいです。
大型魚の持ち帰り方については、別の参考記事で詳しくまとめています。
六ノ瀬へ行く前の準備として、必要であればそちらも参考にしてください。
一度行ったからこそ、まだ分からないことも見えてきた
初めて行く前は、分からないこと自体が分かりません。
どのくらい深いのか。
400gのジグはどう感じるのか。
底は取れるのか。
中層のキハダはどう狙うのか。
大型魚が掛かった時、自分のタックルでどうなるのか。
一度実際に行ったことで、そのうちいくつかは自分の経験として答えられるようになりました。
同時に、新しく「まだ分からないこと」も見えてきました。
潮がもっと速い日はどうなるのか。
600g級が必要な条件では、自分はどう釣るのか。
50kgを超えるような大型キハダが掛かったら、PE3号でどこまで対応できるのか。
新しいPE4号タックルならどう感じるのか。
もっと大きなカンパチを掛けた時、最初の根切りをどこまでできるのか。
これらは、まだ答えを持っていません。
でも、それでいいと思っています。
釣りは、一回行っただけですべて分かるものではありません。
分からないことが残っているから、また行きたい。
次に試したいことができる。
そして次の実体験を、また記録として残せる。
私にとって六ノ瀬は、そういう意味でも夢のある場所です。
まとめ|準備を整えたら、夢のあるフィールドへ
六ノ瀬へ実際に行ってみて、一番強く残ったのは「特別な技術がなければ何もできない場所」という印象ではありませんでした。
この日は潮が極端に速かったわけではなく、底も普通に取れました。
普段のジギングと大きく違ったのは、150〜200m級という水深。
そして何より、
「ここなら大物が来るかもしれない」
という緊張感でした。
一方で、船長からは潮によって600gでも底を取りにくいことがあると聞いています。
今回の一日だけを基準にして準備を決めることはできません。
だから、まず船長と話す。
必要なジグ重量を確認する。
大型キハダの情報があるならタックルも確認する。
現場ではアナウンスを聞き、キハダの反応なら中層、カンパチや根魚なら底というように、その日の状況へ合わせる。
そして大物が掛かる可能性があるなら、ノットを含めて自分で準備できる部分を確実にしておく。
私自身、六ノ瀬での経験はまだ多くありません。
50kgを超えるような大型キハダとのファイトは未知数です。
もっと大きなカンパチも釣りたい。
新しくなったPE3号タックルとPE4号タックルも試したい。
まだ分からないことがあるからこそ、また行きたいと思っています。
六ノ瀬は、私にとって「夢のあるフィールド」です。
何が掛かるか分からない。
次の一投で、自分の記録を更新する魚が来るかもしれない。
だからこそ、挑戦するなら準備をして行きたい。
最後に、自分自身にも、これから六ノ瀬へ挑戦する人にも伝えたい言葉は同じです。
「大物に備えよ!」
その準備の先で、忘れられない一本に出会えるかもしれません。
また六ノ瀬へ行けた時には、その結果も「高知オフショア釣行記」で紹介したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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