【足摺沖ジギング】キハダ2本&大型マハタ!リベンジ成功で船中MVPとなった一日

オフショアジギング

第1部 リベンジを誓い、再び足摺沖へ

【足摺沖ジギング】キハダ2本&大型マハタ!リベンジ成功で船中MVPとなった一日

釣りをしていると、忘れられない一日があります。

大物を釣った日だけではありません。

悔しさを味わい、「次こそは必ず獲る」と誓った日も、いつまでも記憶に残ります。

今回の釣行は、まさにそんな一日でした。

前回の釣行では、本命のキハダマグロを手にすることができず、悔しい思いをしました。

だからこそ、船長から

「足摺沖にキハダが回遊している。」

という連絡をいただいた時は、迷う理由はありませんでした。

「もう一度挑戦しよう。」

リベンジマッチです。

今回もお世話になるのは、前回と同じ遊漁船。

港を出船したのは、まだ星が見える午前4時過ぎ。

目的地である足摺沖・六ノ瀬までは約2時間。

エンジン音だけが静かな港に響き、真っ暗な海をゆっくりと走り始めます。

この静かな時間が、私は好きです。

期待と緊張。

そして今日こそ釣れるという希望。

その全部を乗せて船は沖へ向かいます。

今回の乗船者は7人ほど。

知り合いはいませんでしたが、船長とは普段からお世話になっているので、いつものように気軽に話をしながらポイントへ向かいました。

足摺沖は夢のある海

足摺沖は、私が大好きなフィールドです。

もちろん、この日はキハダマグロが本命。

しかし、この海域の魅力はそれだけではありません。

大型カンパチ。

大型根魚。

そしてタイミングによってはカジキまで狙える。

まさに夢のある海です。

ただし、このポイントは海が荒れると簡単には行くことができません。

この日は天候にも恵まれ、

青空。

穏やかな風。

穏やかな波。

最高のコンディションでした。

これ以上ないコンディションに、自然と期待も高まります。

そんな気持ちでタックルを準備します。

スローピッチで反応を探る

この日使用したジグは、私が信頼している

シーフロアコントロール Sレジェンド 400g。

カラーはイエローとブラックのグラデーション。

裏面はブルーゼブラグローという、少し珍しいカラーでした。

お気に入りの一本でしたが、この日の釣行でキハダとマハタを釣り上げたあと、海底へ帰っていきました。

今では同じカラーを探しても見つかりません。

だからこそ、思い出深い一本です。

ポイントの水深は150〜200m。

船長から

「50メートル付近に反応があります。」

というアナウンス。

私は約70mまでジグを落とし、反応のあるレンジへ向かって丁寧に探っていきます。

今回はスローピッチジャークで魚の反応を調査していました。

ロッドをゆっくり持ち上げ、

ジグを跳ね上げ、

フォールさせる。

その繰り返しです。

2部 「ゴン、ゴンッ!」足摺沖でキハダが覚醒した瞬間

もうすぐ反応が出ている50m付近。

スローピッチジャークで一定のリズムを刻みながら、ゆっくりとジグを持ち上げていきます。

フォールではありません。

ジグを持ち上げた、その瞬間でした。

「ゴンッ、ゴンッ……グーン!」

ロッドへ一気に生命感が伝わります。

迷わずフッキング。

次の瞬間、船長の大きな声が船中へ響きました。

「ヒットーー!!」

その声を聞いた周りのアングラーは、すぐにジグを回収。

ファイトしやすいようにスペースを空け、皆さんが見守ってくれます。

乗合船ならではの、この一体感も大好きな時間です。

ドラグは少し強めに設定していました。

このポイントは根に潜られる心配が少ないため、魚の力を受け止めながらやり取りを続けます。

しかし、掛かった瞬間に感じた重量感は、今まで釣ってきたキメジとは明らかに違いました。

「デカい。」

そんな確信がありました。

下へ、下へ。

キハダらしい強烈なファイト

ファイト時間は、およそ10分。

数字だけ見ると短く感じるかもしれません。

でも、大型魚との10分は本当に長く感じます。

特に印象に残っているのは、船の近くまで寄せてからでした。

「もう浮く。」

そう思った瞬間。

キハダは体を翻し、再び力強く下へ突っ込みます。

一度。

二度。

そして三度。

ロッドが大きく絞り込まれ、ラインが真っ直ぐ船底方向へ引き込まれていきます。

大型マグロらしい、あの独特の粘るような引き。

ロッド越しに伝わる重量感。

腕に残る負荷。

すべてが今でも鮮明に思い出せます。

ドラグは思っていたほど出されませんでしたが、それでも魚のパワーは十分。

ロッドを信じ、リールを信じ、自分を信じて、少しずつ距離を縮めていきました。

三度目の突っ込みを耐え、再び魚が浮き始めます。

今度こそ。

銀色に輝く魚体が海中へ姿を現した瞬間、船上から声が上がりました。

「良いサイズのキハダや!」

その言葉を聞いた瞬間、

今まで張りつめていた緊張が少しだけほぐれました。

そして最後は、無事ランディング成功。

甲板へ横たわる魚を見た瞬間、

思わず笑顔になります。

これまで釣ったのはキメジばかり。

このサイズのキハダを手にしたのは初めてだったので、本当に嬉しかったです。

前回の悔しさ。

リベンジへの思い。

そのすべてが報われた瞬間でした。

でも、この日はまだ終わりではありません。

足摺沖は、そんなに甘い海ではありませんが、夢はまだ続いていました。

3部 大型マハタ、そして船中MVPへ

まだ終わらない足摺沖

キハダを手にしたことで、この日の目標は一つ達成しました。

もちろん嬉しい。

リベンジも成功。

普通なら、それだけで十分満足できる釣果です。

ですが、まだ時間は残っています。

足摺沖へ来たからには、ここで終わるつもりはありませんでした。

私が本当に狙っているのは、キハダだけではありません。

大型カンパチ。

そして大型根魚。

「もう一本。」

そんな気持ちで再びジグを海へ送り込みます。

理想的なフォールバイト

海底までジグを送り届ける。

底から約5mほどまでは、少しテンポ良く誘います。

そして、そこでスローピッチジャークへ切り替えた瞬間でした。

ジグがゆっくりとフォールしていく途中、

ラインが止まります。

「食った。」

この瞬間がたまりません。

スローピッチジギングをやっている人なら、一度は味わいたい理想的なアタリ方です。

キハダとは違い、このアタリはすぐに根魚だと感じました。

ドラグはほとんど出さず、親指をスプールへ添えて慎重にやり取りします。

無理に走らせず、一気に主導権を握る。

すると海底から姿を現したのは、立派な大型マハタでした。

キハダとはまた違う達成感。

思わず笑みがこぼれます。

実は、この日のMVP

帰港後、釣果を並べてみると、

船全体では

  • キハダマグロ2本
  • 大型マハタ1本
  • カツオ

という釣果でした。

そして、そのキハダ2本と大型マハタ1本は、すべて私が釣った魚です。

結果的に、この日は船中で最も本命魚を手にすることができました。

もちろん運もあります。

でも、船長から教えてもらった反応を信じ、自分の釣りを最後まで続けた結果でもありました。

思い返しても、本当に出来すぎなくらいの一日でした。

カツオだけは釣れなかった(笑)

唯一釣れなかった魚がありました。

それがカツオです。

周りの方はカツオも釣っていましたが、私はタイミングが合わず釣ることができませんでした。

そこで、小さい方のキハダとカツオを交換していただくことに。

乗合船では、こうした魚の交換も楽しみの一つです。

「カツオどうですか?」

「じゃあキハダと交換しましょう。」

そんな何気ないやり取りも、この日の良い思い出になりました。

こうした温かい雰囲気も、乗合船ならではの魅力だと思います。

お気に入りのジグとの別れ

もう一つ、この日忘れられない出来事があります。

この日活躍してくれたシーフロアコントロールのSレジェンド400g

イエローとブラックのグラデーションに、裏面ブルーゼブラグローというお気に入りのカラーでした。

キハダ。

大型マハタ。

最高の仕事をしてくれたあと、そのジグは海底へ帰っていきました。

同じカラーは今探しても見つかりません。

少し寂しい気持ちもありますが、それだけ思い出の詰まった一本です。

「ありがとう。」

そんな気持ちで見送りました。

4部 釣って終わりじゃない。食べるまでが釣り

私にとって釣りは、魚を掛けた瞬間で終わりではありません。

釣り上げた魚をその場でしっかり締め、血抜きをして鮮度を保つ。

家へ持ち帰り、自分で捌き、家族と一緒に食べる。

そこまでが、一つの釣行だと思っています。

だから、この日の楽しみはまだ続きます。

キハダマグロは期待以上の美味しさ

まずはキハダマグロの刺身。

包丁を入れた瞬間から、身の美しさが分かります。

鮮やかな赤身。

程よく乗った脂。

もちっとした弾力。

一口食べると、マグロらしい濃い旨味が口いっぱいに広がりました。

本当に美味しい。

以前釣ったビンチョウマグロ(トンボ)も十分美味しかったのですが、それとはまた違う美味しさがあります。

嫁さんも一口食べるなり、

「トンボより遥かに美味しい!」

と驚いていました。

その一言を聞いて、

「頑張って釣ってきて良かった。」

そう思えました。

中落ちも最高のご褒美

キハダは刺身だけではありません。

骨の周りに残った身を丁寧に削ぎ取った中落ち。

これがまた絶品でした。

スプーンで少しずつ身を集めながら、

「ここにも、まだこんなに身が残ってる。」

そんな時間も楽しいものです。

口へ運ぶと、とろけるような脂の甘み。

自分で魚を捌くからこそ味わえる、贅沢なご褒美でした。

大型マハタは上品な旨味

もちろん、大型マハタも期待を裏切りません。

透明感のある刺身は、噛むほどに甘みと旨味が広がります。

身質はしっかりしているのに、とても上品。

さらに胃袋は湯引きにしていただきました。

コリコリとした食感が心地よく、普段あまり食べる機会のない部位だからこその美味しさがあります。

最後はアラで潮汁。

魚から出た旨味だけで十分美味しく、最後の一滴まで飲み干しました。

ただ、一つだけ心残りがあります。

「次は鍋にしよう。」

マハタは鍋にしても最高の魚です。

今回は刺身を中心に楽しみましたが、次に釣れた時は迷わず鍋も味わいたいと思っています。

魚を無駄なく、美味しくいただく

交換していただいたカツオは、刺身とたたきにしていただきました。

そしてキハダもマハタも、それぞれ一番美味しい食べ方で楽しみました。

自分で釣った魚を、自分で捌き、家族みんなで美味しくいただく。

この時間があるから、また海へ行きたくなります。

魚への感謝。

海への感謝。

一緒に釣りを楽しんだ皆さんへの感謝。

そんな気持ちで食卓を囲みました。

リベンジは成功。でも、本当の目標はまだ先

今回の釣行は、前回のリベンジを果たすことができました。

キハダマグロ2本。

大型マハタ1本。

船中でも最高の結果となり、思い出に残る一日になりました。

もちろん、大満足です。

でも…

私の中では、まだゴールではありません。

一番狙いたい魚は、やっぱりカンパチ。

そして、もっと大きなキハダマグロです。

足摺沖は、本当に夢のある海。

何が掛かるか分からない期待感。

魚との真剣勝負。

そして家族と囲む食卓。

そのすべてが、この海にはあります。

これからも私は、高知の海で実際に釣り、実際に感じたことだけを、この「高知オフショア釣行記」で発信していきます。

その夢を追い続ける限り、この釣行記もまだまだ続きます。

また足摺沖へ向かいます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回の釣行記でお会いしましょう。🎣

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