2023年3月28日。
この日は知り合い6人で遊漁船をチャーターし、愛南沖へジギングに出かけた。

この年に入って3回目のオフショアジギング。空は曇っていたものの雨は降らず、出船時は風や波も穏やかだった。
朝日を眺めながら港を離れ、「今日も一匹でも魚の顔を見たい」という、いつも通りの気持ちでポイントへ向かった。
ところが、この日は予想を大きく超える一日になる。
魚の反応が出始めるとカンパチが次々とヒット。終わってみれば船中約54匹、私は14匹を釣り上げ、この日最大となる約75cmのカンパチ、さらに船内唯一のブリまでキャッチすることができた。
しかも途中から風が強くなり、釣りができたのは昼まで。
限られた時間の中でこれだけの魚に出会えたこの日は、私にとってカンパチジギングの数釣り自己記録となる、忘れられない釣行になった。
知り合い6人で愛南沖へ
この日は知り合い6人でのチャーター便。
気心の知れた仲間だけということもあり、船内は出船時からリラックスした雰囲気だった。
ポイントへ到着すると、それぞれ準備を整えてジグを投入していく。
狙うのはカンパチ。
この時点では、後に船中で約54匹ものカンパチが上がるとは思っていない。いつものように、まずは目の前の一匹を釣ることに集中して釣りを始めた。
水深約100m。180gのシルバー系ジグで狙う
この日のタックルは以下の組み合わせだった。
- ロッド:シマノ ゲームタイプJ S64-3
- リール:シマノ ストラディックSW 6000HG
- PEライン:3号
- リーダー:12号
- ジグ:約180g
- カラー:シルバーミラー系
- アクション:テンポの速いワンピッチジャーク
釣っていた水深は100m前後。
ジグをボトムまで落とし、テンポの速いワンピッチジャークで探っていった。
この日にカンパチがよく反応したのは、下から30mほどまでのレンジだった。
水深100m前後のポイントで、ボトムから約30mまでを意識しながら180g前後のシルバー系ジグをしゃくる。この組み合わせで実際に魚からの反応を得ることができた。
もちろん、「愛南沖なら180gのシルバー系ジグを使えば必ず釣れる」という意味ではない。
潮の速さや魚の活性、ポイントによって状況は変わるし、同じ海域でも毎回同じように魚が反応するとは限らない。
ここに書いているのは、あくまで2023年3月28日の愛南沖で実際に反応が良かった釣り方だ。
釣果だけではなく、水深やヒットレンジ、使ったタックル、ジグの重さ、アクションまで残しておけば、当時の状況をより具体的な実釣記録として振り返ることができる。
下から30mまでで反応。カンパチラッシュが始まった
魚の反応が出始めると、状況は一気に面白くなった。
ボトムからしゃくり上げていくとカンパチがヒット。
青物らしい力強い引きでロッドを絞り込んでくれる。
一匹を取り込んで再びジグを落とし、またワンピッチで下から30mほどまでを探っていく。
すると、また魚からの反応。
一本釣って終わりではなく、その後もカンパチが次々とヒットしていった。
自分だけではない。仲間たちのロッドも曲がり、船中のあちこちでカンパチが上がる。
一匹を求めて長い時間しゃくり続ける日もあるのがジギング。
だからこそ、魚からの反応が続く時間は本当に楽しい。
掛けて、ファイトして、取り込んで、また落とす。
それを繰り返すうちにクーラーの中はどんどん魚で埋まり、船内のテンションも上がっていった。
ネイリが続く中、いきなりドラグが出た
この日の中でも特に印象に残っているのが、最大となった約75cmのカンパチだ。
それまで釣れていたのはネイリサイズ。
同じようにジグをしゃくっていると、また魚が掛かった。
最初は「またネイリが来た」くらいの感覚だった。
ところが、やり取りを始めると様子が違う。
「あれ、ドラグ出るぞ。」
それまでの魚より明らかに力があり、ドラグを出していく。
次々とネイリが釣れている中で突然混じった、ひと回り強い魚。
上がってきたのは、この日最大となる約75cmのカンパチだった。

数が釣れた日の一匹ではあるけれど、同じようなサイズが続いていた中で急に強い魚が掛かった時の感覚は今でも覚えている。
最初から「大きい」と分かっていたわけではなく、「またネイリだ」と思ってからドラグが出る。
その瞬間の意外性も含めて、この日の14匹の中で特に印象に残る一匹になった。
船中約54匹、自身14匹で竿頭
最終的なカンパチの釣果は船中約54匹。
その中で私は14匹を釣り上げ、最大サイズもキャッチすることができた。
さらにカンパチだけではなく、船内で唯一となるブリも1匹キャッチ。
結果として竿頭、そして大物賞にも恵まれた。
数だけでなくサイズにも恵まれ、これまでのカンパチジギングの中でも特に印象深い釣果になった。
爆釣でも、釣りができたのは昼まで
これだけの釣果を見ると、一日中釣り続けた結果のように感じるかもしれない。
しかし、この日は途中から風が強くなり、釣りができたのは昼までだった。
自然を相手にするオフショアフィッシングでは、魚が釣れていても風や波によって予定どおり釣りを続けられないことがある。
この日も最後まで釣りができたわけではない。
それでも「もっとやりたかった」という気持ちより、十分すぎる釣果を得られた喜びの方が大きかった。
当時の記録にも、風が強くなって昼までしかできなかったものの、十分すぎる釣果を上げられた喜びを残している。
短くなった釣行時間も含めて、この日は魚の反応に恵まれた特別な一日だった。
釣ったカンパチとブリを持ち帰って楽しむ
釣り上げた魚は持ち帰り、丁寧に処理して食卓へ。

カンパチとブリは、刺身、炙り、カンパチ丼などで楽しみ、カマは後日塩焼きにした。
自分で釣った新鮮な魚を、持ち帰って食べるところまで楽しめるのも釣りの魅力だと思う。
ただ、さすがにこの釣果をすべて自分たちだけで食べ切るのは難しい。
食べきれない分は知人へお裾分けし、釣果の喜びを周りの人とも分かち合った。
海の上で楽しみ、帰ってからもう一度楽しむ。
爆釣した一日は、魚を釣り上げたところで終わりではなかった。
この日の実釣から残しておきたいこと
2023年3月28日の愛南沖ジギングは、私にとってカンパチの数釣り自己記録となった。
ただ、今あらためて釣行記として残しておきたいのは、釣果の数字だけではない。
水深は100m前後。
カンパチの反応が良かったのは下から30mほどまで。
使用したジグは約180gのシルバーミラー系で、テンポの速いワンピッチジャーク。
そしてネイリが続いていた中、「またネイリが来た」と思った魚がドラグを出し、約75cmのカンパチだった。
こうした実際の状況まで残っていることで、「たくさん釣れた日」だけではなく、「その日にどう釣ったのか」が見える記録になる。
同じ海、同じタックル、同じ釣り方なら次も同じ結果になるわけではない。
それでも、自分が実際に経験した一日の記録として残しておけば、これから愛南沖でジギングをする人にとっても、一つの実釣例にはなると思う。
まとめ|愛南沖で忘れられないカンパチ爆釣
知り合い6人でチャーターした2023年3月28日の愛南沖ジギング。
魚の反応に恵まれ、私自身もカンパチの数釣り自己記録を更新する一日になった。
中でも忘れられないのは、ネイリが続く中で突然ドラグを出した約75cmのカンパチ。
最初は同じサイズだと思っていたからこそ、その力の違いが強く印象に残っている。
そして、この日は風が強くなったため昼までで終了。
最後まで釣り続けることはできなかったが、それでも十分すぎる釣果だった。
海は毎回違う。
だからこそ、一回一回の釣行で実際に起きたことを、そのまま記録として残していきたい。
これからも高知を拠点に、実際に釣って、実際に感じたことを発信していく。
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