イカメタルで130杯|その年2回目の釣行で自己記録を更新した夜
2025年8月6日。
その年2回目となるイカメタル釣行で、自己記録となる130杯を釣ることができました。
イカメタルの経験は、当時まだ数回程度。
周りには経験豊富な人も多い12人チャーターでしたが、記憶ではこの日の竿頭。釣行中は忙しくて数を競う余裕もありませんでしたが、終わってみれば自分でも驚く結果になりました。
今回は、宇和島から出船し、御五神島周辺のポイントで挑んだ一夜を振り返ります。
2週間前は33杯だった
この釣行の約2週間前、2025年7月23日にも、同じ仲間たちとの12人チャーターでイカメタルへ行っていました。
そのときの自分の釣果は33杯。
船内では一桁の人もいて、全体的にも簡単な状況ではなかったと記憶しています。
シーズンが始まったばかりだったことも、釣果が伸びなかった理由の一つだったのかもしれません。
それから約2週間。
同じ海域へ再び向かいましたが、この日は前回とはまったく違う展開になりました。
夕方の宇和島を出船
出船は17時ごろ。
ポイントへ向かう時間帯はまだ明るく、海の向こうへ沈んでいく夕日を眺めながらの移動でした。
日が落ちる前の船上には、これから夜の釣りが始まる期待感があります。
暗くなって集魚灯が効き始めると、少しずつ反応が出始めました。
いきなり爆発的に釣れたというより、時間が進むにつれて徐々にアタリが増えていく展開です。
最初の棚は20m前後
釣れ始めたときの棚は、20m前後でした。
そこからイカの反応は次第に上へ移動し、活性が上がった時間帯には、わずか5mほどの浅い棚でもアタリが出るようになりました。
イカメタルでは、釣れている棚をどれだけ早く見つけられるかが重要です。
深い場所で釣れたからといって、ずっと同じ棚を探り続けるのではなく、周りの釣れ方や自分のアタリを見ながら、狙う水深を細かく変えていきました。
この日は、イカの群れが上がってくる変化に合わせられたことが、数を伸ばせた大きな要因だったと思います。
基本の誘い方
自分が普段行っている誘い方は、複雑なものではありません。
まず、3回ほどシャクる。
そこからテンションをかけながら落とし、数秒間止めてアタリを待ちます。
反応がなければ、再び同じ動作を繰り返します。
それでもアタリが出ない場合は、仕掛けを一度10mほど大きく上げ、イカの視界からスッテを外すようなイメージで動かします。
その後、もう一度フォールさせる。
ずっと同じ場所で見せ続けるのではなく、一度離してから再び見せることで、追わせるきっかけを作ります。
実際に何を考えているかはイカにしか分かりませんが、この動きを入れた直後にアタリが出ることも多く、自分の中では有効な組み立ての一つになっています。
反応がなければ、すぐに色を変える
この日は、鉛スッテと2本のドロッパーを組み合わせた、いつもの3点仕掛けを使いました。
カラーについては、一つの色に固執しません。
数回試して反応がなければ、すぐに交換します。
また、自分が釣れているときでも、周りの人が何色で釣っているのかは常に確認しています。
同じ船の上でも、特定の色だけに反応が集中することがあります。
そのため、自分の感覚だけで判断するのではなく、周囲の釣れ方もヒントにしながらローテーションしていきました。
この日は「この色だけが圧倒的に良かった」という記憶は残っていません。
むしろ、状況に合わせて色を変え続けたことの方が、結果につながったと思います。
ダブルを中心に、ときどきトリプル
釣れ始めてからは、単発だけでなくダブルも多くなりました。
ときには3本すべてに掛かるトリプルもあります。
複数掛けを狙うために、自分なりに行っている方法も使いながら、ダブルを中心に数を伸ばしていきました。
後から追ってきた大きなイカが乗ると、かなり強く引くことがあります。
ドラグを出されるほどの重量感になることもあり、初めて経験したときは魚が掛かったのかと思ったほどでした。
ただし、掛けすぎると取り込みでバラしたり、仕掛けが絡んだりする可能性もあります。
数だけを求めて無理をするのではなく、状況を見ながら丁寧に回収することも大切です。
20号から15号へ変更
釣り始めは、20号の鉛スッテを使用しました。
その後、イカの棚が浅くなってきたため、15号へ変更。
水深がある場所では25号も使用しますが、この日は浅い棚へ上がってきたタイミングに合わせて軽くしました。
鉛スッテを軽くすると、フォールや小さなアタリを感じやすくなることがあります。
ただし、潮の速さや船の流れ方によっては、軽すぎると仕掛けが安定しません。
その日の状況に合わせて、操作しやすい重さを選ぶことが重要です。
愛用しているタックル
使用したのは、シマノのセフィアXRとバルケッタプレミアムの組み合わせです。
セフィアXRについては、人によっては少し張りが強いと感じるかもしれません。
ただ、自分にはこの感覚が非常に合っています。
繊細なアタリを見ながら掛けていく釣りでも扱いやすく、これまでの釣果を考えても、自分にとって信頼できるタックルです。
道具の評価は、柔らかければ良い、硬ければ良いという単純なものではありません。
自分の誘い方やアタリの取り方に合っているかどうかが、一番大切だと思います。
Garminで1杯ずつ記録
釣れたイカは、Garminの時計を使って1杯ずつカウントしました。
釣れ続けていると、自分の頭だけで正確な数を覚えておくのは難しくなります。
そのため、釣りモードで釣果を記録しながら、GPSで航跡も残しています。
何杯釣ったのかだけでなく、どこを移動し、どの周辺で釣りをしたのかまで記録として残せるのは便利です。
釣果が100杯を超えてからは、
「最終的に何杯まで伸びるんだろう」
と、カウントが増えるたびに楽しみになっていました。
後輩にも棚やカラーを伝えながら
この日は、隣で釣っていた後輩にも、釣れている棚や反応のあるカラーを伝えながら釣りを続けました。
自分が釣れていても、隣の人が同じように釣れるとは限りません。
誘い方、仕掛けの角度、止める時間など、少しの違いで差が出ます。
忙しく釣り続けながらも、分かる範囲で棚やカラーを共有しました。
仲間との釣行では、自分だけが釣れれば良いというものでもありません。
みんなで情報を出し合いながら、その日の正解へ近づいていくことも、船釣りの面白さだと思います。
0時30分に納竿
終盤になると、徐々にアタリの間隔が空いてきました。
それでも最後まで拾えるイカを釣り続け、0時30分に納竿。
Garminに記録された最終釣果は、130杯でした。
正確な船内全員の釣果は残っていませんが、記憶ではこの日の竿頭。
イカメタル経験はまだ数回程度でしたが、ベテランの多い12人チャーターの中で一番多く釣れたことは、正直かなり嬉しかったです。
そして130杯は、当時の自己記録。
この一夜は、自分の誘い方や棚の探し方が間違っていなかったと感じられる、自信につながる釣行になりました。
130杯を持ち帰った後
130杯ともなると、持ち帰ってからの処理も大仕事です。
自宅では、冷凍保存に使える袋へ分けて入れました。
小型から中型は1袋に6杯ほど、大型は5杯ほど。
できるだけ空気を抜いてから冷凍します。
自宅の冷凍スペースをかなり使いましたが、130杯を入れると一気に埋まりました。
我が家では、自分なりのアニサキス対策として、すぐに配らず、一度冷凍してから渡すようにしています。
これは家庭での扱い方として行っている方法であり、保存温度や時間などの条件によって結果は異なります。生食する場合は、各自で適切な処理を確認することが大切です。
釣ったケンサキイカは、家族や知人へ配るととても喜ばれます。
たくさん釣れた日の楽しさを、周りの人と分けられることも、この釣りの良いところです。
ケンサキイカは料理でも楽しめる
ケンサキイカは、さまざまな料理で楽しめます。
定番の刺身やイカそうめん。
丸焼き、イカフライ、ネギとの炒め物、炊き込みご飯もよく合います。
妻が特に好きなのは、茹でたイカに鰹節をかけ、マヨネーズとポン酢で食べる料理です。
簡単ですが、イカの甘みと食感をしっかり楽しめます。
自分で釣ったイカを持ち帰り、家族と食べる。
そして、食べきれない分は周りの人へ届ける。
釣って終わりではなく、その後まで楽しめるのがイカメタルの魅力です。
まとめ
その年2回目となったイカメタル釣行。
約2週間前は33杯でしたが、この日は棚の変化や周囲の釣れ方を見ながら調整し、130杯まで数を伸ばすことができました。
特別に複雑なことをしたわけではありません。
釣れている棚を探す。
反応がなければカラーを変える。
状況に合わせて鉛スッテの重さを変える。
アタリが止まれば、誘い方を少し変える。
そうした小さな判断を続けたことが、最終的な釣果につながったと思います。
イカメタル経験がまだ浅かった自分にとって、130杯という結果は大きな自信になりました。
そして何より、釣れ続ける夜の海で、
「次は何杯目になるだろう」
とワクワクしながら竿を出し続けた時間は、今でも忘れられない思い出です。
今回使用したロッドやリールを含め、普段の釣行で愛用しているタックルについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▼レイジーが実際に使っている愛用タックルはこちら👇
初めてのイカメタル釣行で71杯を釣ったときの様子は、こちらの記事で紹介しています。
▼初イカメタルで71杯を釣った釣行記はこちら



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