須崎で出会った58cmの初イシダイ|短時間釣行で船長も驚いた一尾
2024年2月13日。
この日は、知り合いの船長に案内してもらい、父と一緒に須崎でエサ釣りを楽しみました。
今回入ったポイントは、釣りができる時間が限られています。長くても3時間ほどで、日によっては1時間程度で終わることもあります。
この日も、実際に竿を出せたのは1時間半から2時間ほどでした。
それでも釣れたのは、92cm・10kgと84cmのブリ、70cmを頭にマダイ4匹、そして58cmのイシダイ。
短時間ながら、十分すぎるほど内容の濃い釣行になりました。
その中でも最も印象に残ったのは、一番大きなブリではありません。
船長がこのポイントで釣れたところを初めて見たという、58cmのイシダイでした。
晴天で穏やかな須崎の海
出船は朝7時頃。
天候は晴れで、風はほとんどありませんでした。湾内のポイントだったため波もなく、海は穏やかです。
この日は父と一緒に乗船し、知り合いの船長に案内してもらいました。
使用したタックルは、このポイントでいつも使っている組み合わせです。
使用タックル
- PEライン:1.5号
- リーダー:ブラックストリーム5号
- ロッド・リール:以前のマダイ釣行記事と同じ組み合わせ
ポイントやエサ、詳しい釣り方については、今回は公開を控えます。
底付近で出た小さなアタリ
釣りを始めると、自分だけでなく父にもマダイやブリがヒットしました。
自分にも良型のブリやマダイが続く中、普段とは少し違う場所でアタリが出ます。
通常、このポイントでマダイがヒットするのは、底より少し上の棚です。仕掛けを底まで落としても、食ってくるのは上の方になることが多くあります。
ところが、その魚はほぼ底で食ってきました。
船長とも、
「底で食ったけど、何やろね」
と話しながら、魚とのやり取りが始まりました。
最初のアタリは、とても小さなものでした。
コツコツ。
大型魚を思わせるような、いきなり竿を持っていく強烈なアタリではありません。
小さな違和感を感じ、自分で合わせを入れました。
その瞬間、魚は下へ向かって力強く走り始めます。
大型マダイかと思わせる強い引き
このタックルなら、70cmほどのマダイでも比較的楽に上げられます。
しかし、この魚は何度もドラグを引き出しました。
下へ、下へ。
スピードで走る青物とは違い、重さと力で押していくような引きです。
途中には、マダイのようにロッドを叩く感触もありました。ただ、引きの強さは普段のマダイとは明らかに違います。
「大型のマダイやろうか」
ファイト中は、そう考えていました。
青物ではないことだけは、引き方から分かりました。
魚体が見えた瞬間、「イシダイやー!」
強い引きではありましたが、ファイト時間はそれほど長くありません。
おそらく2〜3分。長くても5分はかかっていなかったと思います。
魚が下へ走るたびにドラグを出されながらも、少しずつ距離を詰めていきました。
自分の中には、外れなければ獲れるという感覚がありました。
この日、同じタックルで92cm・10kgのブリも取り込んでいます。慌てず、魚の引きを受け止めながら確実に寄せていきました。
魚影が水中に見え始めた時点では、まだ何の魚か分かりませんでした。
大型のイシダイは、よく知られている縞模様が薄くなります。そのため、遠目に見えた魚影だけでは魚種を判断できません。
さらに浮かせ、魚体がはっきり見えた瞬間。
思わず、
「イシダイやー!」
と叫びました。
船長もこのポイントで初めて見た一尾
魚が見えた瞬間、船長も驚いていました。
「コウロウやー」
高知では、イシダイをコウロウと呼ぶことがあります。
続けて船長は、
「ここで釣れたの初めて見たぞ」
と話していました。
須崎全体で初めて釣れたという意味ではありません。
あくまで、船長がこのポイントでイシダイが釣れたところを見たのが初めて、という話です。
最後のタモ入れは、自分で行いました。
このポイント用に準備している軽量なタモで、魚を寄せ、そのまま自分ですくいます。
船上へ上がったイシダイは体高があり、かなりの迫力でした。
その場で測ると、全長は58cm。
自分にとって初めて釣り上げたイシダイです。

よくリーダーが切れなかった
魚を船上へ上げて、すぐに気づいたことがあります。
針を飲み込んでいました。
確認すると、リーダーにはイシダイの歯が当たった傷が残っています。
使用していたのは、ブラックストリーム5号。
ファイト中は切られる怖さを強く感じていたわけではありませんが、釣り上げた後の状態を見ると、
「よく切れんかったな」
と思いました。
少し当たり方が違えば、魚の姿を見る前に切られていた可能性もあります。
外れず、切れず、最後まで上がってきた。
そんな運も重なった一尾だったのかもしれません。

この日の釣果
この日の自分の釣果は、次のとおりです。
- ブリ92cm・10kg
- ブリ84cm
- マダイ70cmを頭に4匹
- イシダイ58cm
すべて同じタックル、同じ仕掛けで釣り上げています。
PE1.5号とリーダー5号の組み合わせでしたが、この日の92cm・10kgのブリも問題なく取り込むことができました。
父もマダイやブリを釣り、限られた時間の中で内容の濃い釣行になりました。
これだけの魚が並べば、普通なら大型ブリやマダイが記事の主役になっても不思議ではありません。
それでも今回、一番強く記憶に残ったのは58cmのイシダイでした。



皮目を強めに炙ってタタキに
釣ったイシダイは、自宅でタタキにして食べました。
皮目を強めに炙り、カツオのタタキ用のタレと醤油で味を比べます。
この魚の皮は柔らかく、とても食べやすい状態でした。
味は、文句なしの絶品です。
強めに炙った皮目の香ばしさと、身の旨味。
カツオのタタキ用のタレと醤油、それぞれで違った味わいを楽しめました。
釣って楽しく、見た目にも迫力があり、食べても非常においしい。
初めて釣ったイシダイは、最後まで特別な魚でした。
あれ以来、狙っても釣れない
船長は、このポイントでイシダイが釣れたことを、ここへ釣りに来る人たちへ話したそうです。
それを聞いた人たちは、イシダイを意識して底を狙うこともあるようです。
しかし、自分が聞いている範囲では、今のところ、あの一尾以外にイシダイを釣り上げた人はいません。
自分自身も、アタリが遠のいた時には底付近を狙うことがあります。
「あの時のように、またイシダイが食ってくるかもしれない」
そんな期待を込めて仕掛けを落とします。
ところが、底で釣れるのはチヌかフグばかりです。
あれ以来、イシダイは一度も姿を見せていません。
狙って釣った魚ではありません。
イシダイを専門に狙い、仕掛けやエサを組み立てて釣り上げた魚でもありません。
偶然出会った一尾です。
だからこそ、あの58cmは特別だったのだと思います。
短時間釣行で出会った、忘れられない一尾
この日は、釣行時間にすれば1時間半から2時間ほど。
その短い時間の中で、大型のブリやマダイ、そして58cmのイシダイを釣りました。
今振り返って最初に思い出すのは、やはりイシダイです。
底付近で出た、小さなコツコツというアタリ。
大型のマダイだと思わせる、ロッドを叩く引き。
下へ下へと力強く走り、何度もドラグを引き出した魚。
そして、魚体がはっきり見えた瞬間に叫んだ、
「イシダイやー!」
という一言。
船長も、このポイントで釣れたところを初めて見た一尾でした。
あれから狙っても、次のイシダイは現れません。
今のところ、あの58cmが最初で最後です。
狙って釣った魚ではない。
だからこそ、あの一尾は今も強く記憶に残っています。
今回使用したタックルは、
レイジー愛用タックルに記載しています。
良かったら覗いて見て下さい🎣
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