宇和島イカメタルで182杯!35Lクーラーが満杯になった爆釣の一夜

イカメタル

宇和島イカメタルで182杯!35Lクーラーが満杯になった爆釣の一夜

2025年8月20日。

この日は、宇和島沖へイカメタルに出かけました。その年に入ってからは、これが3回目のイカメタル釣行。知り合いだけで船をチャーターし、夕方から日振島・御五神島周辺の海へ向かいます。

最終釣果は、182杯。

数字だけを見ると順調に釣れ続けた一日のように感じるかもしれませんが、実際にはシマノの35Lクーラーが途中でいっぱいになり、一度は釣りをやめて20〜30分ほど休憩しています。その後、後輩のクーラーを借りて釣りを再開し、最終的に182杯まで数を伸ばしました。

さらに帰港してから、船長にあることを聞かされます。

「200杯を超えたら、乗船料金が割引になるよ」

それを先に聞いていたら、あと18杯は本気で狙っていました(笑)。

そして実は、この日は自分の誕生日。35Lクーラーが満杯になるほどのイカに恵まれた、忘れられないバースデーフィッシングになりました。

知り合いだけで宇和島沖へ

出船は17時頃。今回は知り合いだけでのチャーター便だったため、乗合船とはまた違った気楽さがあります。普段から知っているメンバーと一緒に準備をして、道具を船へ積み込み、夕方の港を出発しました。目的地は、宇和島沖の日振島・御五神島周辺。

イカメタルは、明るいうちからすぐに爆釣が始まるとは限りません。日が落ち、船の集魚灯が効き始め、ベイトやイカが船の周囲へ集まってきてからが本番です。そのため出船直後は、まずはポイントへ向かいながら、その日の状況がどうなるのかを楽しみに待つ時間になります。

毎回同じ海へ出ても、同じ釣れ方をするとは限りません。どの棚で、どの色にアタリが集中するのか。その答えを探しながら、少しずつその日の釣り方を組み立てていくのも、イカメタルの面白さです。

明るいうちは約20mから探る

ポイントへ到着して釣りを開始した頃は、まだ周囲に明るさが残っていました。まずは約20m付近から探っていきます。狙う棚まで落とし、誘いを入れ、止めてアタリを待つ。反応がなければ少し上げたり、再び落としたりしながら、その時間にイカがいる水深を探します。

この日はGarminのフィッシングカウンターも使いながら、釣れた数を記録していました。数が多くなる釣行では、頭の中だけで正確に数え続けるのは難しくなります。特にダブルやトリプルが続くような展開になると、「今ので何杯目だったか」が分からなくなりがちです。そのため、釣るたびにカウンターへ記録していきました。

この時点では、最終的に182杯まで伸びるとは思っていません。まずは集魚灯が効き始めるまで、その日の反応を確かめながら釣りを続けます。

集魚灯が効き始め、アタリが加速

海の状況が大きく変わったのは、19時から19時30分頃でした。辺りが暗くなり、船の集魚灯が効き始めます。それまで海の広い範囲に散っていたベイトが光の周囲へ集まり、そのベイトを追うようにイカも船の下へ入ってきます。

ここから、アタリの数が一気に増えていきました。

仕掛けを落とし、誘って止める。竿先や手元へ出る小さな変化を捉えて合わせると、イカの重みが乗る。一杯を取り込み、すぐに仕掛けを落とす。するとまたアタリが出る。その繰り返しです。

釣れない時間が長く続く釣りでは、一本のアタリを待つ間にもいろいろなことを考えます。しかし、ここまで反応が続くと考えている暇はありません。釣る。外す。数を記録する。また落とす。船の上で、その作業をひたすら繰り返しました。

一杯ずつでも十分に忙しいのですが、この日は一度に二杯掛かるダブルが何度もあり、時にはトリプルも出ました。仕掛けを上げている途中から重みが明らかに違います。海面へ近づいてくる仕掛けを見ると、複数のイカが付いている。一度の投入で二杯、三杯と数が増えるため、カウンターの数字も速いペースで伸びていきました。

アカミドが効いた夜

この日、特に反応が良かったのが赤と緑を組み合わせた、いわゆる「アカミド」のカラーでした。イカメタルではカラーによって反応に差が出ることがあり、潮や時間、光の当たり方によって当たり色は変わります。今回は、その中でもアカミドへの反応が明らかに良好で、その日の有力なパターンとして使い続けました。

釣れるイカは中型が中心。その中に、ときどき大きなサイズも混じります。数釣りの最中でも、重量感のある一杯が掛かると、巻き上げている時の感触が変わります。小型や中型が続く中で大きな一杯が混じると、単純に数を増やすだけではない楽しさもありました。

20mから、最後は5m付近まで浮いてきた

集魚灯が効き始めてからは、イカが徐々に上へ浮いてきました。釣り開始時には約20m付近を狙っていましたが、終盤には5m付近でも反応が出ます。水面からわずか5m。かなり浅い棚です。

狙う棚が浅くなると、仕掛けを落としてからアタリが出るまでの時間が短くなり、深い場所から毎回巻き上げる必要もないため、一回ごとの手返しも速くなります。釣って、外して、落とす。浅い棚へ仕掛けを入れると、すぐに次のアタリが出る。こうなると、一杯釣るまでにかかる時間がさらに短くなり、数の増え方も加速しました。

ただし、釣れている時ほど雑にならないように注意が必要です。急いで外そうとして墨を浴びたり、仕掛けを絡ませたりすれば、その処理に時間がかかります。この日は反応が途切れにくく、落とせば再び期待できる状況でした。だからこそ、一杯ずつ確実に取り込みながら、同じペースを維持することを意識しました。

気づけば35Lクーラーがイカで埋まっていく

釣れたイカは、持参していたシマノの35Lクーラーへ入れていきます。最初は当然、底に余裕があります。数十杯釣っても、まだ十分入るように見えます。

しかし、釣れ続ける状況では、クーラーの中身が増える速さも違います。一杯。また一杯。ダブルで二杯。トリプルなら一度に三杯。そのたびにクーラーの中へイカが積み重なっていきます。途中からは、蓋を開けるたびに空いている場所が少なくなっているのが分かるようになりました。

「かなり入ってきたな」

そう感じながら釣りを続けても、海の反応は落ちません。カウンターの数字も増え続けます。そして約140杯に到達した頃、ついに35Lクーラーがほぼ満杯になりました。

イカメタルで数が釣れる日はあっても、持ってきた35Lクーラーが途中でいっぱいになる経験は、そう何度もあることではありません。海では、まだ釣れています。仕掛けを落とせば、さらに数を増やせる可能性があります。しかし、釣っても入れる場所がありません。ここで一度、釣りをやめることにしました。

約140杯で、まさかの途中休憩

釣れないから休むのではありません。釣れすぎて、クーラーがいっぱいになったための休憩です。時間にして20〜30分ほど。自分の道具を置き、周囲が釣っている様子を見ながら過ごしました。

反応が続いている中で、自分だけ竿を出さずにいるのは少し不思議な感覚です。目の前では、まだイカが釣れています。仕掛けを落とせば、自分にも釣れる可能性は高い。それでも入れる場所がなければ、続けることはできません。

もともと目標数を決めていたわけではなく、200杯を狙うつもりで出船したわけでもありません。約140杯という釣果は、ここで終了しても間違いなく記憶に残る爆釣です。「今日はもう、これでいいか」そう考えても不思議ではありませんでした。

それでも海の反応は続いています。せっかくの好条件を前にして、ただ見ているだけというのも、少しもったいなく感じ始めました。

その時、後輩が自分のクーラーを使っていいと言ってくれました。空きがあるなら、もう少しだけ続けられる。お言葉に甘えて、後半戦を再開することにしました。

後輩のクーラーを借りて、再び釣り座へ

20〜30分の休憩を終え、再び竿を持ちます。普通なら、一度止めたことで反応が変わっていても不思議ではありません。しかし、この日は再開後もまだ釣れました。後輩のクーラーを借りられたことで、釣れたイカを入れる場所の問題も解決しています。

再び仕掛けを落とし、反応のある棚を探る。アタリを捉え、合わせを入れる。竿に重みが乗る。巻き上げて取り込み、数を記録する。休憩前と同じ作業が再び始まりました。

ただし、約140杯まで釣った後です。釣行の最初と比べれば、当然ながら疲れもあります。竿を操作する。巻き上げる。イカを外す。クーラーへ入れる。仕掛けを整えて、また落とす。それを百回以上繰り返した後でも、まだ海からアタリが返ってきます。ここまでくると、どこまで数が伸びるのか自分でも楽しみになってきました。

182杯で納竿

納竿は0時頃。17時頃に出船し、夕方から夜中までの釣行でした。終盤は5m付近という浅い棚でも釣れていたため、最後まで手返しの速い展開が続きます。カウンターの数字は150を超え、160、170と増えていきました。

最終的に表示された数字は、182杯。

シマノ35Lクーラーを満杯にした約140杯に加え、再開後に後輩のクーラーへ入れさせてもらった分を合わせて、182杯となりました。後輩がクーラーを使わせてくれなければ、その日の釣果は約140杯で終わっていました。182杯まで伸ばせたのは、周囲の協力があったからこそです。

自分の最終釣果は182杯でしたが、船中トップは約202杯だったと聞きました。その差は、およそ20杯。自分は途中で20〜30分ほど休憩していたため、もし最初から最後まで釣り続けていれば、数字だけなら200杯へ届いていた可能性もあります。もちろん、実際に釣り続けていれば必ず届いたとは言い切れません。それでも、この日の状況なら「もしかしたら」と考えてしまいます。

帰港後に知った「200杯超えで割引」

釣りを終え、港へ戻った後。船長から、こんな話を聞きました。

「200杯を超えたら、乗船料金が割引になるよ」

その話を聞いた瞬間、思わず、

「それ、先に教えてよ!」

と言いたくなりました(笑)。

最終釣果は182杯。あと18杯です。しかも自分は、クーラーがいっぱいになったため20〜30分休憩しています。後輩のクーラーを最初から借りられると分かっていたら、あるいは200杯で割引になると先に聞いていたら、休憩せずにもう少し頑張っていたかもしれません。

もちろん、釣果を増やすことだけが釣りの目的ではありません。182杯でも十分すぎるほど釣れています。むしろ、クーラーがいっぱいになった時点で「もう十分」と感じたからこそ、一度竿を置きました。それでも、あとから「200杯」という分かりやすい基準を聞かされれば、あと18杯が急に惜しく見えてきます。

182杯も釣っていながら、最後はあと18杯を惜しむ。これもまた、数釣りならではの思い出です。

実は、この日は自分の誕生日

ここまで読んでいただいた方へ、最後にもう一つ。

この釣行日は8月20日。実は、自分の誕生日でした。

船の上では特に誕生日であることを伝えず、いつもどおり釣りをしていました。誕生日だから特別な魚やイカが釣れるわけではありません。海の状況が良いかどうかは、その日になってみなければ分かりません。せっかくの誕生日に釣りへ出ても、思うように釣れずに終わることもあります。

しかし、この日は違いました。集魚灯が効き始めてからアタリが続き、アカミドが好反応。ダブルやトリプルもあり、イカは20m付近から徐々に浮き、最後は5m付近でも釣れました。そして、シマノ35Lクーラーが約140杯で満杯。20〜30分休憩した後、後輩のクーラーを借りて再開し、最終釣果は182杯。

誕生日だから何か特別なことを用意したわけではありません。ただ仲間と船に乗り、いつもどおり釣りをした。その一日が、結果的に忘れられない爆釣の日になりました。自分にとっては、海から届いた最高の誕生日プレゼントです。

一夜を振り返って

今回の釣行を振り返ると、182杯という数字はもちろん大きな思い出です。ただ、それだけではありません。

集魚灯が効き始めた瞬間から海の反応が変わっていったこと。20m付近から始まり、最後には5m付近までイカが浮いてきたこと。アカミドという当たりカラーを見つけられたこと。ダブルやトリプルが続き、クーラーがいっぱいになるほど釣れたこと。そして、後輩のクーラーを借りて182杯まで伸ばせたこと。どれか一つだけなら、ここまで強く記憶へ残らなかったかもしれません。いくつもの出来事が重なったからこそ、この日は特別なものになりました。

これほど釣れた日でも、最後に残ったのは「もっと釣ればよかった」という欲ではありません。釣れ続けた海の状況。一緒に釣った仲間。クーラーを貸してくれた後輩。帰港後に聞いた、思わず笑ってしまう話。そのすべてを含めて、忘れられない一日になりました。

誕生日に海へ出て、182杯。200杯の割引には届かなかったけれど、思い出としては十分に満杯です。

今回のような爆釣だけでなく、その日の状況によって釣れ方が大きく変わるのもイカメタルの面白さです。

これまでのイカメタル釣行についても、実際の釣果や当日の流れを詳しく紹介しています。宇和島沖での釣り方や、別の日にどのような展開になったのか気になる方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

イカメタル🦑初挑戦記事はこちら

イカメタル🦑で130な杯記事はこちら

今回のイカメタル釣行で使用している愛用タックル

イカメタルでは、その日の棚やアタリの出方に対応しながら、長時間でも集中して操作できるタックルが欠かせません。

私が実際の釣行で使用しているロッドやリール、仕掛け、便利な道具については、別の記事でまとめています。

カタログ上のスペックだけではなく、実際に使用して感じたことを中心に紹介していますので、イカメタル用タックルを選ぶ際の参考にしてみてください。

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