【90cm・7kgのブリ】朝からノーバイト…最後のポイントで“ガツンッ!” 一人ショアジギングで掴んだ自己記録級の一尾
2021年3月9日。
この日は一人でショアジギングの調査釣行へ出かけた。
朝からいくつもの堤防を回ったものの、魚からの反応はまったくなく、バイトすらない時間が続く。
「今日は厳しいかな……。」
そんな思いが頭をよぎる中、最後に向かったのは、よく通っていたお気に入りの堤防だった。
最後に選んだポイントで運命の一投
この場所は当時、人も少なく、静かに釣りができるお気に入りのポイントだった。
ここで使っていたタックルは次のとおり。
- ロッド:シマノ ネッサBB S1002MH
- リール:シマノ アルテグラ C5000XG
- PEライン:2号
- リーダー:10号
- ルアー:ショアジギング用ジグ(約40g)
ジグを海底まで沈め、ワンピッチジャークで探っていると――
「ガツンッ!」
突然ロッドに強烈な衝撃が走った。
今まで何も反応がなかっただけに、一瞬で眠気も疲れも吹き飛ぶ。
沖では慎重に、手前は一気に勝負
掛かった魚は力強く沖で抵抗した。
この場所は手前が岩礁帯になっていたため、沖ではドラグを少し使いながら無理をせず魚を弱らせる。
そして十分に距離を詰めたところで、一気に勝負をかけた。
その日の釣行は一人。
ランディングを手伝ってくれる仲間はいない。
6mのタモを操作しながら慎重に寄せ、何とか自力で取り込むことに成功した。
測ってみると90cm・7kgジャスト

堤防に横たわった魚をメジャーで測ってみると、90cmジャスト。
さらに重量は7kgジャストだった。
その頃の自分にとっては、自己記録級となる一尾。
その大きさを目の前にして、思わず震えるほど嬉しかったのを今でも覚えている。
嬉しすぎて釣りどころじゃなかった

ブリはストリンガーにつないで活かした状態にし、そのまま釣りを続けようとも考えた。
しかし、気持ちは完全に魚のほうへ向いていた。
「ちゃんと元気かな。」
そんなことばかり気になってしまい、結局その日は釣りに集中できず納竿することにした。
今振り返っても、それだけ思い入れの強い一尾だった。
大きすぎて家では捌けず…
当時は市内のマンション暮らし。
90cm・7kgのブリを自宅で捌くには少し大きすぎたため、近くのスーパーで刺身用に加工してもらうことにした。
自宅で美味しく味わうだけでなく、お裾分けもして、多くの人と喜びを分かち合えたのも良い思い出だ。
朝から釣れなくても、最後まで諦めないことが大切
この日の釣果は、最後まで諦めずにポイントを回り続けたからこそ出会えた一本だった。
何も反応がない時間が長く続いても、海の状況は一瞬で変わることがある。
そして、その一瞬が人生に残る魚との出会いになることもある。
朝から何も反応がなかった一日だからこそ、最後に出会えた90cm・7kgジャストのブリは特別な存在になった。
今でも鮮明に思い出せる、忘れられないショアジギング釣行のひとつである。



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